建設協力金方式による駐輪場建設
■自転車利用者の多い、歴史の街・蕨
古くは中山道の宿場町として栄えた埼玉県・蕨市。都心にも近く、平坦な土地柄であることから自転車利用者も多く、駐輪場のニーズがとても高い地域です。この街の玄関口であるJR・蕨駅からほど近くにあるのが、3階建の建物「サイクルコインパーキング蕨駅東口駐輪場」です。
■建設協力金方式で駐輪場を建設
当駐輪場のある土地には、当初オーナー様がアパート建設を検討されていましたが、経年による賃料の見直し、大規模修繕等の経費が多大にかかることなど、アパート経営の懸念をもたれていました。
そこで、当社は建設協力金方式による駐輪場建設プランを提案いたしました。当社のプランは、土地オーナー様が自己資金を一切負担することなく駐輪場を建設した後、当社が一括借上げすることによって、長期間、安定的に賃料収入を得られるというものです。もちろん、メンテナンスや運営にかかわる一切の費用のご負担もオーナー様にはありません。こうした提案内容と、駐輪場事業の将来にわたる安定性が決め手となり、当社の提案をご採用頂くこととなりました。
■高稼働率で安定的な駐輪場として
現在では、満車になってしまうほど高稼働率の駐輪場として運営されています。また、平成25年12月からは、新たなサービスとして、駐輪場の利用料金に対し、Tポイント・CNポイントの付与サービスを開始し、好評を得ています。
建設協力金方式による駐輪場建設・管理運営のしくみ

■建設協力金の施設建設
施設の借主が貸主に対して、施設の建設費用相当分を保証金(建設協力金)として預託し、貸主がその保証金で施設を建設します。
貸主に預託された保証金は、契約期間内に全額償却するリースバック方式を採用し、借主が支払う月々の施設賃料から相殺する形で、貸主から借主へ返還していきます。
■メリット その1
運営のわずらわしさがありません
駐輪場運営は、当社がすべて行い、土地オーナー様の手をわずらわせません。また、駐輪場の管理運営に関わる費用は当社が負担します。
さらに、建設した駐輪場施設は当社が一括借上しますので、長期間、安定的に賃料収入が見込めます。
■メリット その2
所得税、相続税対策に有効です
建物は土地オーナー様の所有物となるため、建物の減価償却費によって所得税の対策ができます。
また契約後に相続が発生した場合、保証金(建設協力金)は債務となることから相続税の対策にもなります。
※注:詳しくは、顧問税理士等にお問い合わせ下さい。
■cycle24h蕨駅東口駐輪場 概要
所在地:埼玉県蕨市塚越1丁目
台数:総計564台(1階207台、2階175台、3階182台)
サービス:Suica PASMO決済可、CNポイント/Tポイント付与
cycle24h蕨駅東口駐輪場
▼参考:施工前の状況
PASMOは株式会社パスモの登録商標です。
Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
CNポイントは、株式会社クラブネッツの登録商標です。